草花やバラ、観葉植物、多肉植物、そしてハーブ。私たちの生活に潤いを与えてくれる様々な植物の育て方や利用法、アレンジ方法などいろいろな角度で紹介していくサイトです。

      

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つるバラの整枝と誘引の方法は

シュートはまっすぐ伸ばす

つるバラの整枝は張るの開花期の終わる6月下旬に行います。
根元や枝の途中から力強いシュートが伸びているはずですが、これは次の春に花を咲かせる大切な枝となるものですので、支柱を添えてまっすぐに伸ばし、ビニタイなどで留めて置きます。
春にたくさんの花をつけた2年目の枝葉、花の咲いた花枝のつけ値から2芽をのこしたところで切ります。
3年目の枝葉、花があまりつかないので根元から切り取ります。

長さを自由にできる
ビニタイ

すぐに使える
ビニタイ

繰り返し使える
誘引フック

デリケートな植物に
ソフトなタイ

手軽に使える
昆虫フック

枝はできるだけ水平に誘引する

つるバラの枝葉水平近くまで曲げれば曲げるほど、芽が上に向かって動きだし、たくさんの花芽をつけることになります。ですから絡み合った枝をほぐしながら、できるだけ横に倒すことはかかすことのできない大切な作業です。
適期は芽が動き出す前、12月〜1月いっぱいまでです。芽のふくらみ始めた枝を動かすと、こすれて芽が痛んでしまいます。自分の身長よりもずっと長い何本もの枝を動かすことは力のいることです、枝がしなってトゲで顔を傷つけないように注意します。

アーチ
アーチ上部の円形状になっている部分にだけ花がつくということのないように、両側の垂直の部分に、できるだけS の字になるように留めます。枝が太い品種だと曲げるのが難しいので、アーチには細めでしなやかな枝の品種を選びましょう。
フェンス
つるをなるべく水平にして、しばりつけますが、このとき枝と枝の間隔に気をつけ、20センチほどあけてフェンス全体に均等に枝を這わせるようにします。また枝と枝が平行になるようにすると、花が咲いたときに美しく見えます。
オベリスク
ポール仕立てにするときの注意点は枝をまっすぐに伸ばさないことです。垂直に立った枝は花をほとんどつけません。ポールを中心にしてつるを螺旋状に巻き上げながら留めていきます。枝が細めの品種を選びます。