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OLD ROSE 【1】
ヨーロッパの名画や陶磁器、ボタニカルアートの多くにクラッシックな花形のバラが描かれています。このようなバラを一般的にオールドローズと呼んでいます。実際にはオールドローズとモダンローズの境界は年代的に明確にくぎられているものではありませんが、一般には19世紀以前のバラをオールドローズと呼ぶことが多いそうです。
オールドローズの特徴としては白っぽい花が多く、樹高が高いアルバ系、濃いめの色が多く、わりとコンパクトなガリカ系、樹形が定まりにくいセンティフォーリア系、萼片にコケ状のトゲと毛をもつモス系などが一般です。
これらの交雑、交配により生まれたオールドローズもたくさんあり、たとえば、チャイナ系とモスカータ系の交雑種で香のよいノアゼット系、チャイナ系から分化した四季咲きで独特の芳香をもつティー系などもその一つです。
しかし、オールドローズは同系統でも、品種により性質は様々で、気候や土質によっても結果が大きく左右されます。前もって性質を研究し、自分の庭にあったものを取り入れるようにするとよいでしょう。 ⇒バラ用語ミニ辞典
当ページで紹介しているオールドローズ一覧
⇒バラの苗の上手な植え方はこちらのページで紹介しています
(Fantin Latour) |
センティフォーリア系 |
ファンタン ラトゥールの商品へ
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バラを好んで描いたフランスの画家の名前がつけられたバラで、すばらしい芳香をもちます。 つるのようにも仕立てられるし、鉢でコンパクトに育てても花がよくつく |
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(Anna Marie de
Montravel) |
チャイナ系 |
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花径3cm、半八重の可憐なチャイナローズ。純白の花が房咲きになって美しい。多花性で満開の時は株を覆うように花をつける。 樹高は低く、鉢植えにも向く。 |
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(Narrow Water) |
ハイブリット・ムスク系 |
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トゲの少ない枝をしなわせるように、可憐な花が大きな房になって咲く。 品の良い細長い葉も好ましい。 よく返り咲きし、咲きがらを切らずにおくと、秋の実も美しい。 |
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(Felicite
Parmentier) |
アルバ系 |
フェリシテ パルマンティエの商品へ
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アルバ系にしては木が大きくなりすぎず、花つきもよい。 葉はよく茂り、香も高い。咲き始めた頃、中心からゆるんでくる花弁を外側の弁が支えている様子はいつも美しい。 |
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(Celestial) |
アルバ系 |
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アルバ系特有のグレイッシュな美しい葉と半八重の花形、ソフトな花色の調和がとれたとても魅力的な花。香も高く、優雅な品種。樹高が高いので、庭では植え場所を選ぶ。 |
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(Fen Zhang Lou) |
チャイナ系 |
粉粧楼の商品へ
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ゆるやかに開きかけたときの美しさは格別。名前の響きも美しい。細い枝に2〜3輪の花を重ねげにつけ、繰り返し秋まで咲く。雨に弱いので鉢に植え、軒下に入れたり出したりすると良い。 |
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(Pompom de Paris) |
ミニチュア系 |
ポンポン ドゥ パリ の商品へ
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細かい枝に小さな花がまるでボタンのようにつく。 とがったつぼみも愛らしく、花径は3cm。ミニチュアローズの元祖とも言われている。つる性のものとそうでないものがある。 |
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(Honorine de
Brabant) |
ブルボン系 |
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やわらかい薄いピンクのストライプローズ。カップ咲きで、ときに四つ割りのような花形、クォータードロゼットになる。木は高性で花はよく返り咲きし、秋にも美しい花を咲かせる。 |
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(Comte de
Chambord) |
ポートランド系 |
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やや不揃いの花弁が開花するとクウォータードになる。よく茂る細い葉とダマスクの豊かな香を持つ。ポートランド系の代表的品種。 返り咲き性もよく、鉢植えにも向く。 |
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(Aimee Vibert) |
ノアゼット系 |
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花径3〜4pの花が10〜20花の房咲きになる。紅いつぼみが線香花火のようで可愛らしい。トゲの少ない枝はのびやかで、細長い葉も美しく茂る。よく返り咲きする。 |
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(Stanwell
Perpetual) |
ハイブリット・スピノシッシマ系 |
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細い花枝はこまかいトゲにおおわれ、花はダマスクの豊かな香を放つ。春から秋遅くまで絶え間なく咲き続ける。花径は5〜6cm。 鉢であんどん仕立てにし、細い枝を支える。 |
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(Charles de Mills) |
ガリカ系 |
シャルル ドゥ ミルの商品へ
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立ち上がったたくさんの花弁がビロード赤に陰を落として、深い色合いを見せる。花径7〜8cm。下向きの葉も特徴的。むせるようなダマスクの香り。 |
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